SOLVE(ソルブ)で、オーダーシャツを作りました。
のちほど詳しくレビューしますが、SOLVEのシャツの特徴は以下のとおりです。
①ネットでオーダー(店舗採寸も可)
②生地のバリエーションが豊富
③コスパが良い
この記事では、実際にSOLVEのシャツを着用してみて感じた本音をレビュー!オーダーの手順についても解説します。
⇒「SOLVE(ソルブ)」公式サイトへ実際にSOLVE(ソルブ)のシャツをオーダーしてみた
下記の内容でオーダーしました。
生地:『驚くほどシワにならない、100番手双糸を使ったサックスブルーのポプリン生地』
襟:ワイド
カフス:ラウンド
クレリック:なし
ポケット:なし
前立て:裏前立て
後身頃:ダーツ
ボタン:白蝶貝
刺繍:なし
サイズ:スリム
3週間で到着とのことでしたが、予定より4日ほど早く届きました。
コンパクトな箱に収められています。
開封。きれいに折りたたまれています。
一旦洗濯して天日干しすると、アイロンを当てていないのにシワがまったくありません。
これには正直感動しました。
SOLVE(ソルブ)の本音レビュー!百貨店のオーダーシャツと比較
まずはノータイで着てみました。
ネットオーダーで一番懸念していたのがサイズ感ですが、見事にジャストフィットでした。
タイドアップもサマになります。
オーダーシャツだと、脇の下あたりもスタイリッシュにキマります。
既製品シャツの場合はここがダボッとなって野暮ったい印象に。
オンジャケットの場合は「襟と袖のチラ見え具合」がポイントになりますが、こちらも申し分なし。
百貨店でオーダーしたシャツと比較してみました。(左がSOLVEです)
フィット感、生地感ともに優劣つけがたいです。なんならSOLVEの生地のほうが美しく見えますね。
価格は百貨店でオーダーしたもののほうが2倍はしたので、SOLVEはかなりコスパが良いと言えます。
SOLVE(ソルブ)のオーダーシャツのディティールをチェック!
【襟】
安いシャツの場合、襟がヘタってしまいます。
SOLVEのシャツはピシッとしていて、ノータイでも不恰好になりません。
カラーステイ(プラスチックの芯)もきちんと用意されています。
【身頃】
個人的にオーダーシャツの醍醐味のひとつが「胸ポケットなし」を選べること。
007とかを観ているとわかりますが、英国由来の正統派シャツに胸ポケットはありません。
既製品のシャツで胸ポケットなしのものを買おうと思うと、2万円前後のハイブランドでしか扱ってなかったりします。
【生地感】
正直なところ、私はこれまでノンアイロン生地に偏見を持っていました。
ノンアイロン=ポリエステルの安物生地
と決めつけていたのです。
しかし、SOLVEの生地は綿100%
私の選んだ100番手双糸の生地は、百貨店のシャツ専門店と比べても遜色ない美しさです。
少なくとも、量販店で売られている5千円前後の既製品シャツとは比べものになりません。
【ボタン】
SOLVEのオーダーで一番驚いたのが「白蝶貝」が選べたこと(※生地によっては選べない場合もあります)。
ボタンの素材は、生地と同じぐらいシャツの印象を左右します。
たとえばプラスチックボタンのシャツに、貝ボタンを付け替えるだけで雰囲気がグッと格上げされます。
貝ボタンにも「高瀬貝」や「白蝶貝」といった種類があるのですが、一般的なシャツに使用されるのは安価な高瀬貝のほう。
白蝶貝は高級シャツや、オーダーシャツの有料オプションでしか付けられないことが多いです。
そんななか、追加料金なしで白蝶貝を選べるのはかなりの魅力だと言えます。
SOLVE(ソルブ)のオーダーシャツ総評
SOLVEでオーダーシャツを仕立ててみて、良かった点と改善してほしい点をまとめました。
●素材が一級品
・・・生地やボタン(白蝶貝)は高級テーラーさながらでした
●ノンアイロンが超絶ラク
・・・アイロン当ての苦行から解放されます
●安い
・・・この品質でこの値段は、他にはないコスパかと思います
●袖
・・・ダブルカフスをボタン付きで選べるようにしてほしい(現状ボタン無しでカフリンクス必須)
●その他
・・・どの生地でも「白蝶貝」を選べるようにしてほしい
SOLVE(ソルブ)でオーダーする手順
実際にオーダーしましたが、完成イメージを見ながらスマホで簡単に注文できました。
選べるディテールは、一般的なオーダー店と変わりません。
①生地
ビジネス用なら、以下の3つのうちのどれかになるでしょう。
【ポプリン】
上品な光沢感があり、上部ながらやわらかな手触りが特徴。シャツ地の代表とも言える生地。
【オックスフォード】
ふっくらした風合いで、通気性の良い生地。ボタンダウンシャツや、夏用のシャツ向き。
【ツイル】
織り目が斜めの畝状に見えるのが特徴。ビジネスにもカジュアルにも使用可能。
迷うならポプリン生地で良いかと思います。
より高級感のある「100番手双糸」、そして「ノンアイロン」がおすすめです。
②襟
既製品シャツはほとんどがレギュラーカラーなので、せっかくならそれ以外がおすすめ。
ネクタイの有無問わずサマになるのが「ワイド」。普段ノーネクタイなら「カッタウェイ」もありです。
③カフス(形/ボタンホール)
ベーシックなのは「ラウンド」や「スクエア」です。
ボタンホールは、結婚式などでカフリンクス着用を想定するなら「ボタン1・ボタンホール2」にしましょう。
④クレリック
基本的には「なし」。
ボタンダウンシャツなど、カジュアル寄りに作るならありで。
⑤ポケット
断然「なし」がおすすめ。
⑥前立て
好みで決めてOK
フォーマルでも使うなら「裏前立て」。
⑦後身頃
SOLVE公式サイトによると、ノンアイロン生地の場合は「なし」がおすすめみたいです。
個人的には「ダーツ」が好み。
⑧ボタン
「白蝶貝」がおすすめ。選べない場合は高瀬貝の白で。
⑨刺繍
「なし」で良いかと思います。
⑩サイズ選び
2つの入力方式があります
【ご自身のサイズを知っている方】
すでに自分にフィットしたシャツがある場合はこちらから。そのシャツのサイズを基準に値を入れていけばOKです。
【ご自身のサイズを知らない方】
S,M,Lなどの標準サイズから選択可能。「超スリム/スリム/ふつう/ゆったり」から、好みのフィット感を選べば自動でサイズを判定してくれます。
私の場合、自身のオーダーシャツの値を入力しようと思ったのですが、「スリム」を選んだらほぼ誤差がなかったです。
なので、初めてオーダーする場合でも基本的にはSOLVEの自動判定に任せておけばOKです。
万が一「サイズが合わない」と感じた場合も、商品到着から30日間は無料でお直ししてもらえます。
SOLVE(ソルブ)のクーポンの入手方法
現在、LINEでSOLVEのアカウントをお友だち登録すると500円OFFのクーポンがもらえます。
ただでさえコスパ抜群のシャツを、さらに安く買えるチャンスですね。
SOLVE(ソルブ)オーダーシャツのレビューまとめ
個人的にはリピートしたいと思えるクオリティでした。
・サイズ感は実店舗で作ったものと同等のジャストフィット。
・ポプリンの生地感が秀逸。しかもノンアイロン。
・ハイブランド顔負けの白蝶貝ボタン。
この品質のシャツが、既製品シャツにプラス2,000円~3,000円程度の値段で作れるので、かなりおすすめですよ。