定番の革靴とはひと味違った魅力のあるモンクストラップ。2足目や3足目に選ぶ革靴としては、オススメの候補です。
このページでは、モンクストラップについて解説。シングルモンクストラップや近年人気のダブルモンクストラップなど、それぞれの特徴を踏まえ、自分に合った革靴選びをしましょう。
モンクストラップとは
モンクストラップとは、紐ではなくベルトを留めて固定する種類の革靴のことです。紐靴の方がフォーマルではありますが、仕事用としてスーツに合わせても違和感はありません。
その名の通り、ストラップとバックルによって靴を固定するモンクストラップ。修道士(モンク)が履いた靴が起源になっていることから、この名前がついています。
モンクストラップは、一般的な紐履に比べるとややフォーマル度は低めという考え方。冠婚葬祭は控えた方が無難です。
つま先の種類も豊富で、一本線の入ったストレートチップタイプのものや、装飾のないプレーントゥタイプのものがあります。
シングルモンクストラップの特徴
一般的な1本ベルトタイプの革靴を、シングルモンクストラップといいます。スーツとの相性も良好な革靴です。
ストラップのベルトが一本のものは、シングルモンクストラップと呼ばれています。
シンプルな見た目で脱着が簡単なのが特徴ですが、モノによっては無個性な印象になりがち。ビジネスシューズとしてスーツに合わせて使用するのが一般的です。
ベルトの形状が一般的なものと異なるサイドストラップというタイプもあり、こちらは比較的お洒落な印象です。
ダブルモンクストラップの特徴
ダブルモンクストラップは、2つのバックルでストラップを留めるタイプの革靴です。
大きめのストラップを2つのバックルで留めたものが、ダブルモンクストラップです。シングルモンクストラップよりもインパクトがあり、お洒落な雰囲気があります。
仕事用としてスーツに合わせても良いですし、デニムなどの普段着にも合わせてもサマになります。
他の種類の革靴よりも、足の形状を選ばないところも魅力です。
おすすめのダブルモンクストラップ
日本のユニオンインペリアルが手がけるダブルモンクストラップです。英国靴のような質実剛健さと、イタリア靴のような洗練されたフォルムを兼ね備えています。素材も高品質で、グッドイヤーウェルト製法なので耐久性も申し分ありません。国産ブランドだからこそできる、コスパ抜群の1足だと言えるでしょう。
英国やフランスのトップブランドのOEM(下請け)生産も手がけていることから、世界的に品質が認められているジャラン・スリウァヤのダブルモンクストラップ。手作業の工程も少なくないハンドソーンウェルテッド製法ですが、インドネシアに製造拠点を置くファクトリーブランドのため価格が抑えられています。本来10万円前後で売られていても不思議ではないクオリティです。