結婚式で着るスーツの色や柄、許容範囲の考え方

結婚式で着るスーツ、どの程度の色柄までならルール上OKなのか迷ってしまう人は多いのではないでしょうか?もちろん無地の黒スーツを着ていけば無難かもしれませんが、大切な友人の結婚式などは自分もある程度着飾って祝福したいところ。
この記事では、結婚式での着用するスーツがどの程度ならマナーの範囲内なのか、フォーマルスタイルの基本について解説します。

本来結婚式はブラックスーツが基本

日本の結婚式では、ゲストは準礼装(略礼装)であるブラックスーツで参列するのがマナーとされています。ブラックスーツとは言葉のとおり無地の黒いスーツのことですが、普段ビジネスで着る黒よりも、より深い黒であることが特徴です。このブラックスーツと白のワイシャツ、白のネクタイが最もスタンダードなスタイルとされています。

濃紺、チャコールグレーはOK

ブラックスーツを着るのは、ひと昔前までは当たり前のマナーでしたが、時代が進むにつれ緩くなり、このあたりのルールもかなり曖昧になってきました。
最近ではダークスーツ、つまり濃紺や濃い灰色もOKとされています。ただ、これに関しては世代によって価値観が分かれるところで、チャコールグレースーツをフォーマルと捉えるのはアラフォーぐらいまでの世代です。それより上の、50代以上の人は「結婚式と言えばダブルのブラックスーツ」と考える人が比較的多いです。

ネイビー、グレーの許される色の範囲

ひとくちに濃紺やチャコールグレーと言っても、モノに寄って明暗は様々です。まず濃紺ですが、これはネイビーのことを指すので、いわゆるネイビースーツとして販売されているものは基本的にOKです。ただし、あまりに明るすぎたり、発色や光沢が強すぎるものはNGです。グレーも同じく、明るい灰色であるライトグレーになってしまうと、それは主役の色になってしまうので注意しましょう。

柄は無地がベター

ビジネスではストライプ柄が好まれますが、フォーマルの場合は無地が基本です。ただ、これも色と同じく、今の時代結婚式にストライプ柄を着て行ったからといって周囲から眉をひそめられることはないでしょう。さすがにオルタネートストライプやチェック柄などは目立ちすぎてしまいますが、控えめなペンシルストライプぐらいならおしゃれの範疇です。ただ、フォーマルファッションをビシッと決めたいならソリッド(無地)のスーツが正解です。

服装マナーを意識しすぎるのもつまらない

そもそも、結婚式で漆黒のスーツに身を包むのは日本だけの文化です。逆に欧米ではブラックスーツに白のネクタイは縁起が悪いとされています。スーツの本場イギリスでは濃いグレーのスーツがフォーマルスタイルとして浸透しています。さらに言えば、ハワイやグアムならアロハシャツがドレスコードですし、同じ日本でも沖縄の場合はアロハシャツに似た「かりゆしウェア」が結婚式の正装です。たとえば沖縄の照りつける太陽のした、みんなが色鮮やかな「かりゆしウェア」で新郎新婦を祝福しているなか、ひとりだけ暑苦しいブラックスーツで参列していたら浮き倒しますよね?つまり、そもそもドレスコードなどというものは、その地域によって正解、不正解が180°変わってしまう身も蓋もないものなのです。あまりガチガチにルールを意識しすぎず、常識の範囲内で着飾ってお祝いの場に華を添えましょう。

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新郎新婦の親族や主賓など、その結婚式において自分が重要なポジションである場合は、きちんとした正礼装、準礼装で参列しましょう。

結婚式でやってはいけない服装

ドレスコードと違い世界共通の常識ですが、来賓者が主役よりも着飾ってはいけません。上述したようにライトグレーは主に新郎が使用する色ですし、ネクタイやワイシャツに関しても柄ものは控えるべきです。あまりに簡素すぎる格好も面白くないですが、あくまで常識の範囲内でドレスアップするようにしましょう。

ビジネスでもフォーマルでも使える一着を買う

基本的に結婚式のスーツは専用のものを用意するべきであって、ビジネススーツを着ていくのは良しとされていません。しかし、結婚式に参列する機会などそうあるものではなく、多い人でも一年間で参列する結婚式の数は片手で数えられるレベルでしょう。正直な話それだけのために礼服を買うのも気が引けます。確かにブラックスーツを一着持っていればそれだけで冠婚葬祭イベントはこと足りますが、結婚式はせっかくの祝いのイベント。どうせならお気に入りの一着で臨みたいところですよね。
冠婚葬祭用ブラックスーツと違い、上述したネイビーやチャコールグレーのソリッドスーツは、結婚式でもビジネスでも両方に順応することができます。これら2色のスーツは、ワイシャツやネクタイとの組み合わせの幅も広く、ビジネスマンならどちらか一色は持っておくべきものです。オーダーメイドなどで上等なスーツを検討するなら、最初はこれらの色を選んでおけばあらゆるシーンで活用できますね。

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