冬(12月〜3月)のスーツスタイル

冬は、スーツの生地にこだわったりジャケットの下にベストを組み合わせたりなど、コーディネートの幅がもっとも広くなる季節です。

重くなりがちな印象を暖色系のニットカーディガンで和らげる。マフラーや手袋などの小物を合わせるなど、こだわるべきポイントも多いです。

この記事では冬のスーツコーディネートの基本について解説します。

春夏、秋冬スーツの違い

スーツには春夏に適したものと秋冬に適したものがあります。
秋冬物のスーツには、当然ですが春夏物のスーツよりも厚手の生地が使われます。
詳細には以下の関連記事に記載してありますが、いわゆる「オールシーズン物」と呼ばれるものにも、厳密には「春夏向き」と「秋冬向き」があるので注意が必要です。

秋(9月〜11月)のスーツスタイル、衣替えの時期など

2016.09.03

裏地を抜いたような春夏向きのものではなく、総裏仕様の秋冬スーツを選べば秋からクールビズ前の時期まで不自然なく着ることができます。

冬に着るスーツの生地

春まで着られる3シーズン仕様のスーツは確かに便利ですが、冬のみにしか使えない生地を使ったスーツを持っていれば、その季節だけのおしゃれを楽しむことができます。

フランネルやツイードのような、起毛感があり見た目にも暖かな生地で作られたスーツは、まさに冬専用スーツと言えるでしょう。

冬しか使えないと考えるとどうしてももったいなく思えてしまうので、多くの人はこのような生地は選びません。ただ、フランネル地のグレースーツを一着持つだけで、冬のコーディネートの幅が一段と増えますし、まわりと差をつけるという意味でも持っておいて損はないアイテムです。もちろん3シーズンスーツより防寒性にも優れていますしね。

ベスト、ニットを合わせるコーディネート

ジャケットの下にベスト(ジレ)やニット製のアイテムを組み合わせることで防寒性とおしゃれ度が上がります。

3ピーススーツを買っている場合は揃いのベストが使えますし、無地のライトグレー色ベストを一着持っていれば、ネイビースーツにもチャコールグレースーツにもよく合います。

ニット製のベストやカーディガン、セーターに関しては、安いものであればユニクロでも手に入ります。前ボタンで留めるベストかカーディガンがおすすめですね。色もカーキやワインレッドなど、ニットだからこそできる挿し色を使ったコーディネートが楽しめます。

比較的暖かい日はジャケット・パンツの2ピース、少し冷え込む日は3ピース、本格的な寒さの日はニットを着こむなど、気温によってスタイルを決めるのも冬ならではのコーディネートですね。

スーツに合わせるコート

冬が本番になると、やはりアウターが必要になってきます。
厳しい寒さに対応できるような、起毛感のあるチェスターコートやPコートは一着は欲しいところです。ステンカラーコートも冬を通して使用できますが、黒やグレーのものはジャパニーズビジネスマンの定番になりすぎている感はありますね。

2着目のアウターとして、秋や春先にも使用できるキルティングジャケットや、薄手のトレンチコートもおすすめです。

スーツに合わせる手袋、マフラー

冬の寒さを乗り切る必須アイテムのひとつが、手袋です。スーツに合わせる手袋としては、やはりレザーがいいです。革手袋以外を選ぶとしても、やはりダークカラーのビジネス用グローブがベターでしょう。
最近では、革・綿問わず手袋を着けたままスマホが触れるタイプのものも多いですね。

そしてもうひとつのアイテムとして、マフラーの防寒性もなかなか侮れません。ひとつ注意点としては、あまりに起毛感のあるマフラーを合わせてしまうと、コートやスーツに繊維が付着してしまいます。ツイードやカシミヤのマフラーをシンプルに巻くのがスーツには合います。

冬のスーツコーディネートカレンダー

12月

寒暖差が日によって違う12月上旬は、気温によってコーディネートを決めます。比較的暖かい日はアウターを着ずに3ピーススタイル、もしくは2ピースに薄手のキルティングジャケットを合わせるのもいいでしょう。

1月

年間をとおしてもっとも平均気温が低いのが1月です。Pコートやチェスターコートを羽織る本格的な防寒スタイルでコーディネートしましょう。暗くて重くなりがちな冬のスーツスタイルですが、ニットカーディガンに明るい挿し色を入れることで、温かみのある印象になります。前述のフランネル生地スーツがもっとも活躍する時期でもありますね。

2月

下旬になると日によっては寒さが和らぐ場合もありますが、基本的には1月と同じスタイルですね。

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