結婚式のスーツのボタンはいくつ留めるのが正解?

ゲストとして参列する結婚式。普段からスーツを着ている人ならともかく、めったに着る機会がない人にとっては着こなしのマナーが分からず困る人も多いのではないでしょうか。ボタンひとつにしてみても、全部留めるべきなのか、ひとつだけで良いのか、そもそもボタンの数はいくつのものが正しいのかなど、悩みが尽きないかと思います。
この記事では、スーツのボタンの開け閉めについて解説します。結婚式に限らず、フォーマルの場に参加する機会があるならぜひ知っておきましょう。

スーツのボタン全部留めはルール違反!!一番下は必ず開ける

ジャケットの一番下のボタンは留めてはいけません。これは結婚式のマナーというよりも、スーツのルールです。1930年代ごろに世界的にこの着こなしが広まったと言われています。よって、2つボタンの場合は上ひとつのみを留め、3つボタンの場合はボタンの位置にもよりますが、真ん中ひとつ、もしくは上ふたつを留めるようにします。ビジネス、フォーマル問わず世界共通のルールなので、結婚式だからといってかしこまって全てのボタンを留めていると恥をかくので気をつけましょう。

座ったときはスーツのボタンは開ける

結婚式などフォーマルシーンでは、ジャケットのボタンは閉じておくのがマナーです。しかし、座っているときに限ってはボタンを全開にして問題ありません。むしろ座ったときにボタンを閉じているとスーツの型が崩れますし、見た目にも窮屈です。披露宴で食事を食べているときなどはボタンを開けましょう。もちろん立ち上がる際にボタンを閉じるのを忘れてはいけません。

point:結婚式ではサイドポケットのフラップはしまっておく
ジャケットのサイドポケットのフラップですが、由来はホコリよけの意味から来ています。よって、諸説ありますが屋外にいるときはフラップを出しておき、室内ではポケット内に収納しておくのが元々のマナーです。結婚式などフォーマルの場では、わざわざこの切り替えを意識するのも神経質すぎるので、常にしまっておくスタンスで問題ありません。

2つボタン、3つボタンに格式の違いはない

最近ではVゾーンがすっきり見える2つボタンの方が主流となり、3つボタンはめっきりお目にかかる機会が減りました。まれに3つボタンのスーツのほうが2つボタンよりもフォーマルと考える人がいますが、ボタンの数と格式は関係ありません。むしろわざわざ3つボタンのスーツを着ていくと「古臭いセンス人」と思われるかもしれないデメリットがあります。

ベスト着用時はスーツのボタンは全開にする

結婚式ではベストを着ていくほうが、よりフォーマルで上品です。
ベストを着ているときはジャケットのボタンは全開にしておきましょう。ベスト自体の前ボタンは、やはり一番下は外しておく必要があります。普段使いで着るのはなかなか気が引けるベストですが、あの美しいシルエットはフォーマルの場にマッチするので、結婚式では積極的に着るようにしたいですね。

袖口のボタン(本切羽)を外すとお洒落な印象に

本切羽と呼ばれる袖口のボタンですが、これを開くことができるのはオーダースーツや、デザインにこだわりのある一部のブランドスーツのみです。一般的な既製品スーツの袖についているボタンはただの飾りで、外すことはできません。そこまで重要なことではないですが、本切羽を外すことでさりげなくお洒落アピールすることができます。

ダブルのスーツは6つ釦4つ掛けがおすすめ

「ダブルのスーツ=オジサン」というイメージが強いですが、最近はスタイリッシュなモデルも広く展開されています。ダブルスーツに挑戦するなら、6つ釦4つ掛けタイプのものを選び、やはり一番下のボタンだけは留めないようにしましょう。上手く着こなせれば明らかに周囲と差をつけることができます。

ワイシャツや革靴、ネクタイにもマナーあり

ワイシャツは白を選ぶべきですし、革靴は黒のストレートチップが相応しく、ネクタイはレジメンタルストライプは避けるべきです。このように、結婚式のスーツスタイルは何かと気を配るポイントが少なくありません。以下の記事では、そのあたりのルールを把握した上で、お洒落に着こなすポイントについて紹介しています。

結婚式に着るスーツの正解!着こなしに関する悩みを全て解決

2016.06.29